京成八幡と本八幡の乗り換え改善案
再開発が進む京成八幡駅との連絡通路は、さらなる改良で便利になることを期待したい


現状:本八幡は南側にJR総武線の本八幡と連絡をし、北側では京成線の京成八幡との連絡をする。
総武線、京成線ともに乗り換えは徐々に整備されつつあり、近年では元々京成八幡駅に隣接をしていた
京成百貨店(リブレ京成)が取り壊され、再開発事業により、高層マンションとオフィスビルが建設され、
これ以外にも商業施設棟が建設予定である。

京成は長らく特急停車駅であるが、駅施設や駅前がこじんまりとした印象があった。最近では押上にあった本社を
2013年に移転させるなど、本八幡駅近辺の再開発と共にかつての印象から脱皮しつつある。
都営・京成ともに出入口や連絡通路が徐々に整備され今日に至っている。


写真1:京成八幡と本八幡の出入口付近。

奥の白い建物はかつて存在したリブレ京成の建物。新宿線・京成線ともに出入り口同士こそ隣接
しているが、ホームからホームへの移動にまだまだ時間がかかるほうだ。筆者撮影(2001/08/26)

京成八幡駅は現在は地平にホームがあるが、立体化が計画されている。
これは市内の踏切30箇所をなくし、付近の交通渋滞解消が主な目的である。
立体化には、高架化・地下化の具体的な方式が決まっておらず、市川市が行った住民アンケート
では高架化が多数のようである。

低めの高架であれば、地平に改札階となり、現在のように一度橋上駅舎にある改札を通る形ではなくなるとみられ、
乗り換えに関して言えば、階段・エレベーター等のアップダウンが楽になるものと思われる。
地下化であれば、改札階がホームの上になる可能性があるが、都営新宿線との乗り換えは、階段を下りるだけにする
など、コンコースを通るためにアップダウンする形は避けてもらいたいと思う。